WiFiのデータ容量・ギガ数の目安は？オーバーしたらどうなる？

ご自宅や普段使用しているスマホで1カ月にどのくらいのギガを消費しているか把握していますか？いつもよりも動画を見すぎてしまったり、オンラインゲームにハマってしまったり、旅行に出かけたりすると、通信速度制限を受けてしまうかも！？
ご自身の暮らしに合ったデータ容量はどのくらいなのか把握して、日常の使い方や契約内容を見直してみてはいかがでしょうか？

1日のWiFiのデータ容量の目安

スマホのギガ数を決める時、自分がどのくらい使うのかわからなくて困ったことありませんか？1日にどのくらい使うとどのくらいの容量がかかるのか、容量別でまとめました。参考にしてみてくださいね。

WiFiルーターのデータ容量の目安

WiFiルーターのデータ容量の目安

	利用シーン	500MB	1GB
	テキストメール送信 ※1MB画像添付	500通	1,000通
	インスタグラムやフェイスブック連続閲覧（スクロール閲覧） ※1分約14MB	約35分	約1時間10分
	Yahoo!のトップページ閲覧 ※3MB	約165回	約330回
	GPSマップを使った地図検索なら ※1MB	約500回	約1,000回
	Skype音声のみなら	約2時間45分	約5時間30分
	LINE音声通話なら	約14時間	約28時間
	動画ストリーミングHD画質なら	約10分	約20分
	Skypeビデオ通話のみなら	約15分	約30分

*短期間に大量のデータ通信または長時間接続を行うと、通信会社から通信量制限を行う場合があります。

500MB

友達とのやり取りなどがメインの利用法だという方、日中あまりスマホを使わないような方には500MBがおすすめです。
InstagramやTikTokなどの画像や動画を見るSNSは楽しくて次々と表示させてしまい、気づいたら2時間経っていた！なんてことも。ですが、高画質の読み込みに容量がかかっており、楽しんでいる間に通信量をどんどんと消費してしまっています。また、最近人気の位置情報を使うゲームなども、常に位置情報を更新しなければいけないので知らぬ間に通信量を使ってしまいがち。500MBで遊ぶと通信速度制限を受けてしまうかもしれません。
500MBがおすすめなのは、外出時にはあまりスマホを使わないような方がおすすめです。使うとしても気になったものをインターネットで調べたり、乗換案内で調べたり、SNSもちょっと見るだけ。基本はお友達とのやり取りにチャットアプリをちょっと使うような、ちょこちょこ使いの方に向いています。

1GB

「そこまでスマホに依存しているつもりはないけど、SNSなどは気兼ねなく楽しみたい！」「ゲームにめちゃくちハマっていて、移動中はいつもやっている」「移動中は音楽配信アプリを使ってずっと音楽を聴いている」という方は、１GB／日くらいないと不安かもしれません。
InstagramやTikTokなど、高画質の画像や動画を視聴するSNSは意外と時間と通信容量を消費してしまいがち。通勤とお昼の時間だけしか見てなくても、速度制限がかかってしまった！なんてことも。また、スマホゲームも同じく、時間と電池と容量が消費されてしまいがちです。特に位置情報を使うゲームなどは常時通信のやり取りをしている状態なので、知らぬ間に消費されています。
移動中やちょっと隙間時間にスマホをいじってしまいがちな方、出先でもYouTubeなどの動画配信を見る方、SNSのチェックは欠かせない！という方は、1日１GBくらいないと心配かもしれません。

1カ月のWiFiデータ容量の目安

1日あたりのデータ容量についてみてきましたが、ご自身がどのくらい1日に使うのか、見えてきましたか？では1カ月で考えてみると、どのくらいの容量があれば安心なのでしょうか？容量別に考えてみましょう。

WiFiルーターのデータ容量の目安

	利用シーン	500MB	1GB
	テキストメール送信 ※1MB画像添付	500通	1,000通
	インスタグラムやフェイスブック連続閲覧（スクロール閲覧） ※1分約14MB	約35分	約1時間10分
	Yahoo!のトップページ閲覧 ※3MB	約165回	約330回
	GPSマップを使った地図検索なら ※1MB	約500回	約1,000回
	Skype音声のみなら	約2時間45分	約5時間30分
	LINE音声通話なら	約14時間	約28時間
	動画ストリーミングHD画質なら	約10分	約20分
	Skypeビデオ通話のみなら	約15分	約30分

*短期間に大量のデータ通信または長時間接続を行うと、通信会社から通信量制限を行う場合があります。

10GB

動画や音楽のストリーミングを楽しみたい！という方は、10GBくらいあると安心だと思います。10GBあれば、中画質の動画であれば20時間ほど、音楽の再生やダウンロードは2,500曲ほど利用できます。動画の画質を低くすれば、"通信容量の節約"ができるのでさらに長く視聴することができるでしょう。
なお、「オンラインゲームをプレイしたい！」「高画質で動画を視聴したい！」という方は、10GBでは少し不安が残ります。WiFi環境があるところで事前に動画のダウンロードをしておいたり、使用を控えるなどの工夫が必要になるかもしれません。
また、10GBあればWebサイトやSNSの閲覧・投稿なども問題なくできるでしょう。もちろん視聴のし過ぎがあれば通信速度制限を受けてしまう可能性もありますので、WiFi環境での視聴を心掛けるなど、容量と相談しながら活用してくださいね。

20GB

外出先などのWiFiのない環境でオンラインゲームを楽しみたいという方は、20GBくらいはないと心配かもしれません。一般的に、10GBではオンラインゲームを約100～200時間ほどプレイ可能だといわれています。オンラインゲームをする際には大量のデータ通信が行われるので、20GBくらいあるとよいでしょう。また動画視聴の際には、一般的に10GBで高画質の動画をWiFiなしで約13時間視聴できるといわれています。ただし、視聴・プレイ時間やゲームの画質などによっては20GBあっても通信制限によって速度が遅くなることがあり、ゲームなどは特に注意した方がよいでしょう。WiFi環境がある場合は、WiFiを使用するなど、"通信量の節約"をしておいてもいいかもしれません。また、通信会社によっては、回線が混雑する時間帯などに通信制限をかける場合があるので、その点にも注意が必要です。

50GB

自宅にWiFi環境がないという方なら、50GB用意しておいた方がいいでしょう。50GBあれば、YouTubeであれば1日2時間半程度、Instagramであれば1日1時間半ほど使えます。どちらもデータの消費量が多いので、利用時間を区切って使わなければ通信制限を受けてしまう可能性があるので注意が必要です。
一方で、LINEなどのチャットアプリやSpotifyなどの音楽配信サービスなどは時間を気にせず使用できると考えてよいでしょう。また、オンラインゲームもFPSなどの消費容量が大きいパソコンゲームも時間制限を設ければ楽しむことができます。
ただし、動画の視聴やオンラインゲームなどで記載した時間はあくまで標準画質で見た場合の数値です。より高画質で楽しみたい場合にはさらに視聴時間は短くなります。低画質で視聴したり、WiFi環境がある場所で事前にダウンロードするなど"通信容量の節約"をすれば、無理なく楽しめるでしょう。

100GB

100GBあれば、自宅にWiFi環境がない方でも、お仕事から趣味での利用までカバーできるでしょう。消費容量の多いZoomなどのビデオ通話も1日4時間ほど利用できるため、オンライン会議への出席も可能です。50GBまでは"通信容量の節約"が求められていたYouTubeなどの動画の視聴やパソコンなどでオンラインゲームなども標準画質であればほぼ時間を気にせず楽しむことができます。もちろん高画質での視聴や度を超えたプレイ時間になってしまった場合は、体調を崩したり、通信速度制限を受けてしまうこともありますので、身体とも相談しながら楽しむようにしましょう。
100GBプランを提供している業者は複数ありますが、月額料金が比較的安く設定されているケースもあります。また、代わりに「無制限プラン」などを設定している業者もありますので、自身の使用用途に合わせて大容量プランの比較検討をしてみるといいかもしれません。

WiFiの容量をオーバーしてしまうとどうなる？

契約しているWiFiプランのデータ容量を超過してしまうと「通信速度制限」にかかってしまうため、注意が必要です。通信速度制限にかかると通信速度が著しく低下し、ウェブページや動画の視聴の際、読み込みに時間がかかります。
ただし、制限がかかっていても全く通信ができなくなるというわけではありません。時間はかかりますが読み込みはできますし、容量が少ないものであれば快適に利用できます。

WiFiに通信速度制限がかかってしまった時の対処法

通信速度制限がかかってしまった際の対処方法はいくつかあります。遅くても我慢して使い続ける以外にも対処法がありますので、ご紹介します。自身に合ったやり方で、通信速度制限に対処してください。

テザリングを利用する

「テザリング」とはお手持ちのスマートフォンをWiFi化できる機能です。スマホのデータ容量を使ってパソコンやタブレットをWiFiに繋ぐことができます。普段持ち歩いているスマホをそのままWiFiルーターとして活用できるので、荷物が増えず便利です。ただし、スマホ自体が通信速度制限を受けてしまった際には、対処法として活用できません。

ギガ容量をチャージする

通信速度制限があと数日で解除されるのであれば我慢して過ごすこともできますが、期間があるときにはそうもいきません。そういった際にはオプションで所定のデータ容量を追加購入することが可能です。購入のために支払いが必要になりますが、即座に低速化を解除することができます。購入できるデータ容量は通信業者によって変わりますが、1GB・3GB・5GBなどから選択できる場合が多いです。

無料のWiFiスポットを利用する

出先で早急に対応する方法としては、近隣の無料のWiFiスポットを活用するという手があります。交通機関や商業施設など、フリーWiFiを用意している施設は数多くあり、それを使って制限解除まで凌ぐこともできるでしょう。
一方で、フリーWiFiは誰でも使用できるため、知らない間にデータを盗まれてしまった！などのトラブルが起こりえます。セキュリティ面が安全ではないことを意識して使うようにしましょう。

レンタルWiFiを利用する

自宅にWiFiを整備していない方などは、レンタルWiFiを活用するのも良いでしょう。レンタルWiFiであればスマホだけでなくパソコンやタブレットなど複数台につなぐことが可能なため、1台で複数の通信環境を整備することができます。
ポケットサイズなので出先にも持ち歩きしやすく、外出時の通信環境も整備することができます。

ギガが足りなくなったらWiFiBOXですぐレンタル！

ギガ不足になったら、即日受け取りが可能で、1日単位でレンタルができるWiFiBOXがおすすめです！お住まいの近隣にある駅や商業施設に設置されているボックスから抜き取るだけなので、手軽に使い始められます！

海外旅行の際のWiFiの容量プランの選び方

海外旅行に行く際にレンタルWiFiを利用しますよね！その時にはどのように容量を選べばいいのでしょうか？下記の表を参考に、自身の使い方を想像しながら、適切なプランを選んでくださいね！

WiFiルーターのデータ容量の目安

	利用シーン	500MB	1GB
	テキストメール送信 ※1MB画像添付	500通	1,000通
	インスタグラムやフェイスブック連続閲覧（スクロール閲覧） ※1分約14MB	約35分	約1時間10分
	Yahoo!のトップページ閲覧 ※3MB	約165回	約330回
	GPSマップを使った地図検索なら ※1MB	約500回	約1,000回
	Skype音声のみなら	約2時間45分	約5時間30分
	LINE音声通話なら	約14時間	約28時間
	動画ストリーミングHD画質なら	約10分	約20分
	Skypeビデオ通話のみなら	約15分	約30分

*短期間に大量のデータ通信または長時間接続を行うと、通信会社から通信量制限を行う場合があります。

500MB／日

旅行中に同行者とはぐれてしまった時や観光地を調べる時など、インターネットの利用は最低限という方は、500MB／日あれば十分です。
見知らぬ土地で迷子になるのは不安ですよね。そんな時のためにWiFi環境を整えて、いつでもチャットアプリで連絡が取れる状況にしておくとはぐれる心配も減りますし、地図アプリも使用できます。翻訳アプリなども使用できるので、不慣れな言語圏に出向いているときでも、文字でやり取りができ、とても便利ですよ。

1GB／日

旅行先で感じた感動をすぐにでもSNSで投稿したい！という方は1GB／日程度あると良いでしょう。Instagramなど高画質の画像を次々読み込むアプリは使用時間に気を付けないと通信速度制限がかかってしまうこともありますが、個人の投稿を楽しむレベルであれば問題ありません。また、位置情報アプリを使ったゲームで地域限定のキャラクターをゲット！ということも可能です。せっかくの旅行ですから、その地域でしか味わえないものを楽しみたいですよね！

無制限

旅先であっても普段と変わらずSNSや動画を楽しみたい！という方は大容量プランや無制限プランを選んだほうが良いでしょう。SNSへの投稿や閲覧はもちろん、Vlogなどをアップすることも可能です。移動時間には動画配信サイトでアニメや映画も楽しむことができます。もちろん、旅先の情報収集や目的の観光地に向かうためにマップ検索を使ったり、翻訳アプリを活用することもできます。旅先で通信にわずらわされたくない！という人は無制限プランを選びましょう！

海外旅行にはWiFiBOX！

海外旅行に行くならWiFiBOXがおすすめです！スマホサイズの本体だけを持ち歩けばいいので軽量で荷物になりません。さらに本体には3本のUSBケーブルが内蔵されており、モバイルバッテリーとしても活用できます！

WiFiで使用したギガ数の確認方法

ご自身が使用したギガ数がどのくらいか、確認する方法がある事を知っていますか？「今月は使いすぎてしまったかも」と心配になった時など、残りの容量を把握して"通信容量の節約"に役立ててくださいね！

デバイスから確認する

スマホやパソコンで使用したギガ数は、デバイスの「設定」から確認することができます。
Androidでは、「設定」のアプリの中にあるネットワークに関する項目などから、WiFiで使用したギガ数が確認できます。また、iPhoneの場合も「設定」→「モバイル通信」の項目からどのアプリでどれだけ使っているか確認できます。
Windowsのパソコンでは「設定」の中にある「ネットワークとインターネット」→「データ使用状況」から使用したギガ数を確認できます。

WiFiルーターから確認する

モバイルWiFiルーターで使用したギガ数は、本体の設定から確認することが可能です。ホーム画面から「データ通信量」の項目を選択すると、モバイルネットワークで使用したギガ数が確認できます。
また、契約先の会員ページで使用したギガ数が確認できる場合もあります。契約先のホームページをご確認ください。

契約先のウェブサイトから確認する

契約先の通信会社ウェブサイトより、会員ページにログインすることで使用したギガ数を確認できる場合があります。契約先によってはウェブサイトではなくアプリで対応しているところもあるので、ご注意ください。
ギガが足りないときはそのまま補うデータ容量の購入もできるので、使用方法を確認の上、活用するようにしましょう。

自宅でWiFiを使う際の一日／一カ月の容量の目安は？

必要なデータ容量は、普段どのように・どのくらい使用するのか、自宅にどれくらいいるのかなど、利用状況によって変化します。一般的には、スマホで使うデータ容量は平均10GB程度だといわれています。ですので、通信機器はスマホだけ、パソコンやタブレットを使わないという方は、10～15GB程度で大丈夫でしょう。
一方で、SNSや動画をよく見る、仕事で使用する、パソコンでオンラインゲームをするなどの場合は、大容量プランが必要になってくるでしょう。接続する端末の数にも気を付けてプランを設定する必要があります。

まとめ

自身が1日に使う容量、1カ月に使う容量について目算できたでしょうか。データ通信量は使用する端末数やどういったことに使用するかによって、必要なギガ数が変わります。SNSや動画をよく見るのか、仕事は自宅やスマホのテザリングを利用するのか、容量を多く使用するゲームで遊んでいるか、など、自分の使い方を改めて見直すことで"通信容量の節約"や適切な使用量が見えてきます。自身の使い方を見つめなおして、最適なプランを契約するようにしましょう。